最終更新日:2026/02/17 18:23

エアコンクリーニングで失敗しない業者の選び方は?後悔する前に知っておくべき注意点

エアコンクリーニングで失敗しない業者の選び方は?後悔する前に知っておくべき注意点

エアコンからのカビ臭さや汚れが気になり、プロにクリーニングを頼もうと考えている方は多いでしょう。しかし、いざ業者を探し始めると「エアコンを壊された」「高額な追加料金を請求された」といった怖い口コミを目にして、不安になってしまうかもしれません。

安くないお金を払って依頼するのですから、絶対に失敗はしたくないものです。実は、エアコンクリーニングのトラブルにはパターンがあり、事前に正しい知識を持っていればそのリスクを大幅に減らすことができます。

この記事では、エアコンクリーニング業者選びでよくある失敗事例と、それを回避するための具体的な選び方を解説します。読み終わる頃には、どの業者に依頼すべきか自信を持って判断できるようになるでしょう。

 
 

1. エアコンクリーニングでよくある失敗事例とは?

エアコンクリーニングでよくある失敗事例とは?

エアコンクリーニングを業者に依頼して後悔したという声の中には、いくつかの共通するトラブルが存在します。どのような失敗が起きうるのかを事前に知っておくことで、業者選びの際に警戒すべきポイントが見えてきます。ここでは、実際に多くの利用者が経験した代表的な失敗事例を紹介します。

 

1.1. 洗浄後にエアコンが故障してしまう

失敗事例の一つとして、クリーニング作業後にエアコンが動かなくなったり、異音がしたりするケースが挙げられます。これは、作業員の技術不足により、エアコン内部の電装部品(基盤やモーターなど)に洗浄水がかかってしまうことが主な原因です。

特に「お掃除機能付きエアコン」などの複雑な機種は分解と養生に高度な技術が必要なため、経験の浅い業者が作業すると故障のリスクが高まります。作業直後は問題なくても、数日後に突然動かなくなるケースもあるため注意が必要です。

 

1.2. 汚れや不快な臭いが残っている

プロに依頼したはずなのに、クリーニング後もカビの臭いが取れていなかったり、吹き出し口から黒いゴミが出てきたりするトラブルも少なくありません。これは、エアコンを十分に分解せずに表面だけを洗浄した場合や、高圧洗浄のすすぎが不十分で洗剤成分が内部に残ってしまった場合に起こります。

また、ドレンパン(水受け)や送風ファンを取り外さずに洗浄する簡易的な方法では、奥に潜んだカビまで除去しきれないことがあります。

 

1.3. 当日に追加料金を請求される

事前の見積もりでは安かったのに、作業当日に「汚れがひどいから」「駐車場代がかかるから」といった理由で追加料金を請求されるケースです。中には、事前説明なしに「防カビコーティング」などのオプションを勝手に追加し、支払い時に高額な請求をする悪質な業者も存在します。

特に、インターネット上の広告で極端に安い料金を提示している業者は、現場で料金を上乗せすることで利益を確保しようとする場合があるため警戒が必要です。

 

1.4. 家具や床を汚損・破損される

エアコンクリーニングでは高圧洗浄機と水を使用するため、周囲の養生が不十分だと汚水が飛び散り、壁紙やカーテン、ソファなどを汚してしまうことがあります。また、脚立や機材を搬入する際に床を傷つけられたり、移動させた家具を破損されたりするトラブルも報告されています。

プロとしての配慮に欠ける業者の場合、こうした家財への被害に対する謝罪や補償がスムーズに行われないこともあり、大きなストレスとなります。

 

1.5. スタッフの態度やマナーが悪い

技術的な問題以前に、自宅に上げるスタッフの対応に不満を感じるケースも多々あります。例えば、約束の時間に大幅に遅刻してくる、清潔感のない服装で訪問する、挨拶がない、タバコの臭いが染み付いているといった事例です。

自宅というプライベートな空間で作業してもらう以上、作業員のマナーや清潔感は、安心感に直結する重要な要素といえます。

 

2. なぜ業者選びに失敗してしまうのか?

なぜ業者選びに失敗してしまうのか?

多くの人が失敗したくないと願っているにもかかわらず、トラブルに巻き込まれてしまうのはなぜでしょうか。そこには、業者を選ぶ際の判断基準や確認不足といった根本的な原因があります。失敗の背景にあるメカニズムを理解し、同じ轍を踏まないようにしましょう。

 

2.1. 料金の安さだけで業者を決める

業者選びで最も陥りやすい落とし穴は、料金の安さを最優先にしてしまうことです。もちろん安いに越したことはありませんが、相場よりも極端に安い料金には必ず理由があります。

作業時間を短縮するために工程を省いていたり、経験の浅いアルバイトスタッフが担当していたり、あるいは後から追加料金を請求する前提の価格設定だったりする可能性があります。適正価格を理解せず、表面的な安さだけに飛びつくと、結果として質の低いサービスを受けることになりかねません。

 

2.2. 追加費用やオプションを確認しない

基本料金以外の費用について確認を怠ることも、支払時のトラブルにつながる大きな原因です。多くの業者では、汚れの度合いによる追加料金は発生しませんが、コインパーキング代の実費負担や、早朝・深夜の割増料金、対応エリア外の出張費などが設定されている場合があります。

また、お掃除機能付きエアコンや付加機能付きエアコンなど、機種による追加料金を正しく把握していないと、想定外の出費に驚くことになります。

 

2.3. お掃除機能の有無を把握していない

自宅のエアコンが「お掃除機能付き」なのか「通常タイプ」なのかを正しく把握していない状態で予約を入れると、当日作業ができなかったり、追加料金が発生したりする原因になります。

お掃除機能付きエアコンは構造が複雑で分解に時間がかかるため、通常タイプよりも料金が高く設定されているのが一般的です。リモコンに「手動掃除」や「フィルター掃除」というボタンがあるだけでお掃除機能付きだと勘違いしやすいですが、正確にはフィルターを自動で掃除するロボット機能がついているかを型番で確認する必要があります。

 

2.4. 損害賠償保険の加入状況を見落とす

万が一の事故に備えて、業者が損害賠償保険に加入しているかどうかを確認していないケースも多いです。どんなに熟練したプロでも、エアコンのプラスチック部品を破損させたり、水漏れを起こしたりするリスクはゼロではありません。

保険に加入していない業者の場合、故障や破損が起きても「古い機種だから仕方ない」「元から壊れていた」などと言い逃れをして、修理費用を負担してくれない可能性があります。

 

3. 失敗しない優良業者の選び方は?

失敗しない優良業者の選び方は?

トラブルのリスクを最小限に抑え、満足度の高いサービスを受けるためには、業者の良し悪しを見極める具体的なチェックポイントを知ることが大切です。ここでは、申し込み前に必ず確認すべき5つの判断基準を紹介します。これらをクリアしている業者であれば、安心して依頼できる可能性が高いでしょう。

 

3.1. 料金相場と見積もりの詳細を確認する

 
項目 確認すべきポイント
基本料金 相場と比較して適正か(安すぎないか)
追加料金 汚れ具合や機種による変動があるか
駐車料金 無料か、実費負担か、一律料金か
オプション 防カビコートなどの必要性と料金
 

まずは、提示されている料金が市場の適正価格の範囲内であるかを確認します。一般的な壁掛けエアコン(通常タイプ)の相場は1台あたり10,000円〜16,000円程度、お掃除機能付きなら18,000円〜26,000円程度が目安です。

また、見積もりを取る際は「総額でいくらになるか」「追加料金が発生する条件はあるか」「駐車場代は誰が負担するか」を明確にしておくことが重要です。

 

3.2. 損害賠償保険への加入をチェックする

業者のホームページやプロフィール欄や規約を確認し、損害賠償保険に加入していることが明記されているかを確認してください。優良な業者であれば、万が一の事故に備えて必ず保険に入っており、その旨をアピールしています。

もしホームページに記載がない場合は、問い合わせの段階で「もし作業中にエアコンが壊れたり、壁が汚れたりした場合の補償はどうなっていますか?」と直接聞いてみることをおすすめします。明確な回答が得られない業者は避けるのが無難です。

 

3.3. 口コミや評判を具体的にリサーチする

実際にその業者を利用した人の口コミは、非常に貴重な情報源です。ただし、星の数だけで判断するのではなく、口コミの具体的な内容に目を通してください。

「作業が丁寧で説明もわかりやすかった」「予定通りの時間に来てくれた」といったポジティブな内容だけでなく、「タバコ臭かった」「予約の連絡が遅い」といったネガティブな意見にも注目しましょう。

 

3.4. 問い合わせ時の対応スピードを見る

正式に予約をする前の問い合わせ段階で、業者の対応品質をある程度見抜くことができます。メールやLINEでの質問に対して返信が早い業者や、電話対応が丁寧でハキハキしている業者は、実際の作業もスムーズで信頼できる傾向があります。

逆に、返信が数日来ない、質問に対する回答が曖昧、電話の態度が横柄といった場合は、当日の作業でもトラブルになる可能性が高いため、依頼を見送る判断が必要です。

 

4. 大手業者と個人業者のどちらが良いのか?

エアコンクリーニング業者には、全国展開している「大手業者」と、地域密着型や個人で活動している「個人業者(中小業者)」の2つのタイプがあります。どちらにもメリットとデメリットがあるため、自分の優先順位に合わせて選ぶことが大切です。

 

4.1. 品質と保証を重視するなら大手を選ぶ

大手業者は、スタッフへの研修制度が充実しており、技術や接客マナーの品質が一定レベル以上に保たれています。また、独自の専用機材や洗剤を使用していたり、万が一のトラブル時の補償対応が組織として体系化されていたりと、安心感が非常に高いのが特徴です。

料金は個人業者に比べてやや割高になる傾向がありますが、「失敗したくない」「きちんとした対応を求めたい」という方には大手業者が適しています。

 

4.2. 安さと融通を求めるなら個人を選ぶ

マッチングサイトで見つかる個人業者は、広告費や人件費を抑えているため、大手よりも安い料金で依頼できることが多いです。また、早朝や夜間の対応、急な予約など、個人の裁量で柔軟に対応してくれる場合もあります。

ただし、業者によって技術力や対応の質に大きなばらつきがあるため、口コミやプロフィールをしっかり読み込んで、信頼できる人を選ぶことをオススメします。

 

4.3. 自分に合う業者を見極める基準を持つ

最終的には、「何に重きを置くか」で決定します。もしあなたが初めての依頼で不安が大きい場合は、料金が少し高くても大手業者を選ぶのが無難です。

一方で、過去に依頼経験があり、コストパフォーマンスを重視したい場合や、地元の顔が見える人に頼みたい場合は、評判の良い個人業者を探すのが良いでしょう。大切なのは、それぞれの特性を理解した上で、納得して依頼先を決めることです。

 

5. 万が一トラブルが起きた時の対処法は?

どれほど慎重に業者を選んでも、人間が作業する以上、トラブルが起きる可能性を完全にゼロにすることはできません。もしも被害に遭ってしまった時に、泣き寝入りせず適切に対処するための方法を知っておくことは、自分を守るための最後の砦となります。

 

5.1. その場で作業箇所を確認し写真を撮る

クリーニング作業が終了したら、必ずスタッフが帰る前にエアコンの動作確認を行ってください。冷房・暖房が正常に効くか、ルーバー(風向きを変える羽)が動くか、異音がしないかをチェックします。

また、作業箇所の周辺を見て、水漏れや壁の汚れがないかも確認しましょう。もし異常が見つかった場合はその場で指摘しましょう。

 

5.2. 領収書や作業報告書を必ず保管する

作業完了後に受け取る領収書や作業報告書、保証書などは、絶対に捨てずに保管してください。これらは、いつ、誰が、どのような作業を行ったかを証明する書類となります。

特に、後日エアコンの調子が悪くなった場合、その業者が作業したという証明がないと、対応を断られてしまう恐れがあります。トラブルが解決し、エアコンが正常に稼働し続けることが確認できるまでは、手元に残しておくようにしましょう。

 

6. まとめ

この記事の要点をまとめます。

1. 料金の安さだけで選ばず、損害保険の有無や料金の詳細を必ず確認することが失敗回避の第一歩です。
2. 「故障」「汚れ残り」「追加請求」などの典型的なトラブル事例を知り、それらを防げる実績や口コミを持つ業者を選びましょう。
3. 安心感を重視するなら大手、安さを重視するなら個人という基準を持ち、作業後等に気になることがあれば,その場できちんと伝えましょう。

この記事で紹介した選び方のポイントを参考に、あなたが信頼できるプロと出会い、気持ちの良い空間を取り戻せることを願っています。

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