最終更新日:2026/02/10 10:09

エアコンクリーニングの頻度は1〜2年が目安!最適な時期や料金相場を解説

エアコンクリーニングの頻度は1〜2年が目安!最適な時期や料金相場を解説

エアコンを快適に使い続けるためには、定期的なクリーニングが欠かせません。しかし、「どのくらいの頻度でクリーニングすればいいの?」「最適なタイミングはいつ?」と疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。

実は、エアコンの汚れを放置すると、健康への影響や電気代の増加、エアコンの故障など、さまざまな問題を引き起こす可能性があります。

この記事では、エアコンクリーニングの適切な頻度や最適な時期、ご自身でできるお手入れとの違い、そして信頼できる業者の選び方まで、詳しく解説します。大切なご家族と快適な毎日を過ごすために、ぜひ最後までご覧ください。

 

目次

 

1. エアコンクリーニングの理想的な頻度は1〜2年に1回

一般的に、プロの業者によるエアコンクリーニングは1〜2年に1回の頻度で行うのが理想的とされています。定期的なメンテナンスを行うことで、エアコン内部を清潔に保ち、快適な空気を維持できるだけでなく、エアコン本来の性能を長持ちさせられます。

 

1.1. なぜ1〜2年に1回のクリーニングが必要なのか

エアコンは室内の空気を吸い込んで温度を調整する仕組みのため、空気中のホコリや生活臭、ペットの毛などを一緒に吸い込んでしまいます。これらが内部に蓄積し、冷房使用時に発生する湿気と結びつくことで、カビや雑菌が繁殖しやすい環境が生まれます。

フィルターの掃除はご自身でも可能ですが、その奥にある熱交換器や送風ファンといった部品の汚れは、専門的な技術や道具がなければ完全に取り除くことは困難です。そのため、1〜2年に1回はプロの手で内部の隅々まで洗浄し、汚れをリセットすることが重要なのです。

 

1.2. ご家庭の状況で頻度は変わる!状況別の目安を紹介

1〜2年に1回というのはあくまで目安であり、最適な頻度はエアコンの使用状況や住環境によって異なります。

以下のようなご家庭では、通常より汚れやすいため、1年に1回、あるいはそれ以上の頻度でのクリーニングが推奨されます。

ご家庭の状況 推奨されるクリーニング頻度 理由
ペットを飼っている 1年に1回 ペットの毛やフケ、臭いがエアコン内部に蓄積しやすいためです。
小さな赤ちゃんやアレルギー体質の方がいる 1年に1回 カビやホコリに敏感なため、より清潔な空気を保つ必要があります。
キッチン近くにエアコンが設置されている 1年に1回 調理中の油煙を吸い込み、内部がベタベタした汚れで固まりやすいためです。
喫煙者がいる 1年に1回 タバコのヤニが内部に付着し、頑固な汚れや臭いの原因になるためです。
リビングなど使用時間が長い 1年に1回 稼働時間が長いほど、多くの空気を吸い込み、汚れがたまりやすいためです。
寝室など使用時間が短い 2年に1回 使用頻度が低い場合は、汚れの蓄積も緩やかになります。
 

2. 放置は危険!エアコンクリーニングをしないと起こる4つの問題

放置は危険!エアコンクリーニングをしないと起こる4つの問題

「まだ大丈夫だろう」とエアコンの汚れを放置してしまうと、快適さが失われるだけでなく、さまざまなリスクが生じます。

ここでは、クリーニングをしないことで起こりうる代表的な4つの問題について解説します。

 

2.1. 内部のカビやホコリが健康被害を引き起こす

エアコン内部で繁殖したカビは、運転時に胞子となって室内にまき散らされます。このカビの胞子を吸い込み続けると、アレルギー性鼻炎や気管支喘息、夏型過敏性肺炎といった健康被害を引き起こす原因となる可能性があります。

特に、免疫力の低いお子さまや高齢者、アレルギー体質の方がいるご家庭では注意が必要です。

 

2.2. 無駄な電気代がかかってしまう

フィルターや熱交換器にホコリが詰まると、空気の通り道が妨げられ、エアコンの効きが悪くなります。

設定温度に到達するまでにより多くのパワーが必要になるため、結果として余計な電力を消費してしまう場合もあります。

参考:空調|無理のない省エネ節約|家庭向け省エネ関連情報|省エネポータルサイト

 

2.3. エアコンの効きが悪くなる

汚れによって熱交換の効率が低下したり、風を送る力が弱まったりすると、「設定温度を下げてもなかなか部屋が冷えない」「風量が弱い」といった状況になります。これは、エアコンが本来の性能を発揮できていないサインです。

快適な室温を保てなくなるだけでなく、エアコン本体にも大きな負担がかかります。

 

2.4. 故障の原因になり寿命が縮まる

内部に汚れが溜まったまま運転を続けると、モーターなどの部品に過剰な負荷がかかります。

また、汚れが原因で結露水の排出がうまくいかず、水漏れが発生することもあります。このような状態は、エアコンの重大な故障につながる可能性があり、結果的に製品寿命を縮めてしまうことになります。

 

3. クリーニングの時期?見極めるべき4つのサイン

クリーニングの時期?見極めるべき4つのサイン

クリーニングの頻度かかわらず、エアコンが発するサインに気づいたら、それは早めにクリーニングを検討すべきタイミングです。

ご家庭のエアコンに以下のような症状がないか、チェックしてみてください。

クリーニングを検討すべき4つのサイン
・吹き出し口から嫌な臭いがする:酸っぱい、カビ臭い臭いは内部でカビが繁殖している証拠です。
・吹き出し口に黒い点々が見える:黒い点々は「黒カビ」です。内部はさらに深刻な状態の可能性があります。
・エアコンの効きが弱く感じる:フィルターや内部の汚れが効率を下げている可能性があります。
・運転中に水漏れが発生する:ドレンホースの詰まりが原因の場合、水漏れを引き起こすことがあります。

 

3.1. 吹き出し口から嫌な臭いがする

エアコンをつけた瞬間に、酸っぱいような、カビ臭いような嫌な臭いがする場合は、内部でカビや雑菌が繁殖している可能性が非常に高いです。

これは、内部に溜まったホコリや湿気をエサにして増殖したカビや雑菌が、風と一緒に出てきていることが原因です。

 

3.2. 吹き出し口に黒い点々が見える

風が出てくる吹き出し口や、その奥にある送風ファンを覗いてみてください。もし黒い点々とした汚れが見えたら、それは黒カビです。

普段は見えない部分ですが、ここまでカビが見えているということは、内部はさらに深刻な状態になっていると考えられます。

 

3.3. エアコンの効きが弱く感じる

以前と同じ設定温度なのに、なかなか部屋が涼しくならない、または暖まらないと感じる場合も、クリーニングが必要なサインです。

フィルターや内部の汚れが空気の流れを妨げ、冷暖房の効率を著しく低下させている可能性があります。

 

3.4. 運転中に水漏れが発生する

エアコン内部で発生した結露水は、通常ドレンホースという管を通って室外に排出されます。

しかし、内部の汚れがドレンパン(結露水の受け皿)やドレンホースに詰まると、行き場を失った水が室内機から漏れ出してくることがあります。

 

4. エアコンクリーニングに最適な時期はいつ?

エアコンクリーニングを業者に依頼するなら、できるだけスムーズに、そしてお得に済ませたいものです。

実は、依頼する時期によって予約の取りやすさや料金が変わることがあります。

 

4.1. 予約が取りやすく料金もお得な春と秋がおすすめ

エアコンクリーニングの依頼に最もおすすめなのは、春(3月~4月)と秋(9月~10月)です。この時期は、エアコンを本格的に使用する前後の「閑散期」にあたり、予約が比較的取りやすいというメリットがあります。

また、業者によっては閑散期割引キャンペーンを実施していることもあり、繁忙期よりもお得な料金で依頼できる可能性があります。

 

4.2. 夏や冬の使用前に済ませるのが理想的

夏(6月~8月)や冬(11月~12月)は、冷房や暖房を使い始める人が増えるため、クリーニングの依頼が殺到する「繁忙期」となります。そのため、希望の日時で予約が取れなかったり、料金が通常より高く設定されていたりすることがあります。

また、クリーニング作業中はエアコンを停止させる必要があるため、真夏や真冬に依頼すると、作業中に暑さや寒さを我慢しなければなりません。快適にシーズンを迎えるためにも、本格的に使い始める前の春や秋に済ませておくのが賢明です。

 

5. 自分で掃除するのと業者に頼むのはどう違う?

「わざわざ業者に頼まなくても、自分で掃除すれば十分なのでは?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、ご自身でできるお手入れと、プロによるクリーニングには大きな違いがあります。

 

5.1. ご自身でできる掃除の範囲とその限界

ご家庭で安全に行えるエアコン掃除は、主にフィルターや外側カバー、吹き出し口の拭き掃除に限られます。フィルターを2週間に1回程度掃除するだけでも、ホコリの蓄積を防ぎ、カビの発生を抑制する効果が期待できます。

しかし、エアコン内部の熱交換器や送風ファンといった心臓部まで分解して洗浄するには、専門知識と専用の機材が必要です。市販の洗浄スプレーもありますが、使い方を誤ると洗剤が内部に残り、かえってカビの温床になったり、電装部品を濡らして故障や火災の原因になったりするリスクがあります。

 

5.2. プロのクリーニングで得られる効果とメリット

プロの業者は、エアコンの構造を熟知しており、専用の道具と高圧洗浄機を使って、普段は手の届かない内部の隅々まで徹底的に洗浄します。

熱交換器や送風ファンにこびりついた頑固なカビや汚れを根こそぎ除去することで、以下のようなメリットが得られます。

プロのクリーニングによるメリット
・アレルギー対策:アレルギーの原因となるカビやハウスダストを除去し、室内の空気が清潔になります。
・消臭効果:気になっていたカビ臭さや生活臭がなくなり、さわやかな風を送れるようになります。
・性能回復:熱交換効率や風量が改善され、冷暖房の効きが良くなります。
・節電効果:無駄な電力消費がなくなり、電気代の節約が期待できます。
・故障予防:汚れによる負荷や水漏れなどのリスクが低減します。

【関連記事】ハウスクリーニングコラムvol.1

 

 

6. 業者に依頼する場合の費用相場

エアコンクリーニングを業者に依頼する際の料金は、エアコンの種類や機能によって異なります。

事前に大まかな相場を知っておくと、業者選びの参考になります。

 

6.1. 壁掛けタイプの料金相場

最も一般的な壁掛けタイプのエアコン(お掃除機能なし)の場合、費用相場は1台あたり10,000円~15,000円程度です。

複数台まとめて依頼すると割引が適用される業者も多いため、リビングと寝室など、家のエアコンを一度にクリーニングするのも良いでしょう。

 

6.2. お掃除機能付きエアコンの料金相場

フィルターを自動で掃除してくれる「お掃除機能付きエアコン」は、内部の構造が複雑で分解・組み立てに手間がかかるため、料金が高めに設定されています。

相場は1台あたり18,000円~26,000円程度です。自動掃除機能はフィルターのホコリを取るだけで、内部のカビや汚れを防ぐものではないため、お掃除機能付きエアコンも定期的なプロによるクリーニングが必要です。

 

6.3. オプション料金についても確認が必要

基本的なクリーニングに加えて、さまざまなオプションが用意されていることがあります。代表的なものには、室外機の洗浄、抗菌・防カビコーティングなどがあります。室外機を洗浄すると、さらに熱交換効率が上がり節電効果が高まる場合があります。

また、抗菌コートはカビの再発を抑制する効果が期待できます。これらのオプションが必要かどうか、料金はいくらかかるのかを事前に確認しておきましょう。

 

7. 信頼できる業者を選ぶための3つの確認ポイント

信頼できる業者を選ぶための3つの確認ポイント

安心してエアコンクリーニングを任せるためには、信頼できる業者を選ぶことが非常に重要です。

以下の3つのポイントをチェックして、慎重に業者を選びましょう。

 

7.1. 損害賠償保険に加入しているか

万が一、作業中にエアコンが故障したり、家の壁や家具を傷つけられたりした場合に備えて、業者が損害賠償保険に加入しているか必ず確認しましょう。

保険に加入している業者であれば、万が一のトラブルにも誠実に対応してもらえ、安心して任せることができます。公式サイトなどで加入の有無を確認できます。

 

7.2. 実績や口コミが豊富か

クリーニングの実績が豊富であることは、技術力の高さを測る一つの指標になります。

また、実際にその業者を利用した人の口コミや評判を確認することも大切です。口コミを見る際は、良い評価だけでなく、悪い評価にも目を通し、どのような点に不満があったのか、業者がそれにどう対応したのかを確認すると、より実態に近い情報を得られます。

 

7.3. 料金体系が明確か

作業内容と料金が明確に提示されているかを確認しましょう。「一式〇〇円」といった曖昧な表示ではなく、どの作業にいくらかかるのか、追加料金が発生する可能性があるのはどのような場合かが具体的に記載されている業者が信頼できます。

見積もりやウェブサイトの料金をよく確認し、不明な点があれば作業前に必ず質問して解消しておくことがトラブル防止につながります。

 

8. まとめ

エアコンクリーニングの理想的な頻度は1〜2年に1回ですが、ご家庭の状況に合わせて最適なタイミングを見極めることが大切です。

嫌な臭いや吹き出し口のカビなどのサインを見逃さず、本格的にエアコンを使い始める前の春や秋にクリーニングを計画することをおすすめします。

プロによる定期的なメンテナンスで、ご家族みんなが健康で快適に過ごせる環境を整えましょう。

東北電力のハウスクリーニングなら、専用機材を駆使して内部の汚れを徹底的に洗浄いたします。最適なタイミングでプロの技術を取り入れ、毎日をより健やかに過ごしましょう。

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